進学のための充実した授業
ハンターカレッジのＩＥＬＰで学んでいる美礼さん。現在レベル６を終了し､次のセメスターからレベル７になります。美礼さんは午前の部の授業を取っていました。朝8時10分から始まり、だいたいお昼12時くらいに終わります。1クラスは、大体17、18人でそのうち日本人は平均３、４人ですが多いクラスでは9人ほどいます。日本人以外は南米などのスペイン語圏からの人達や韓国人が多いそうです。授業は、将来大学へ入りたい学生がたくさん受講しているので、やはりライティングが中心。ライティングに付属してグラマー、リーディングがあります。ライティングでは、レポートやエッセイの書き方を教わります。中でもエッセイの書き方にはとても重点をおいています。リーディングでは、ニューヨーク・タイムズやリーディングの教科書を使ってアーティクルを読んでそれについてのディスカッションをします。先生は通常ライティング、リーディング、グラマーをそれぞれ１人ずつ受け持ち、ライティングとリーディングを１人の先生が受け持つこともあります。ライティングでは必ず宿題があり、１週間に３つくらい出るのが普通です。エッセイは、提出するとグラマーの間違いを指摘してくれたり、表現方法を訂正してくれたりします

午後はアルバイト！
オフィスでアルバイトをはじめた美礼さん。"スチューデント・エイド"というIELIの学生のためのアルバイトで、テレビやカセットプレーヤーなどを運んだり、必要なプリント類を配ったり、とオフィスでアシスタントをしているそうです。「週２０時間働くと１セメスターの授業料が半額になるんです。これは、大きいですよ。やりたい人は多いので、小まめにオフィスに足を運んで顔を覚えてもらうことが大切ですね。あの子また来た、という感じで。」と。とても積極的に行動してアルバイトができるようになったようです。美礼さんのように、やりたいことがあったら自分からどんどん動いていくことが大切ですね。午後は、このアルバイトを週３日行い、夜は大体宿題をしていて、アルバイトも勉強もしっかり両立した充実した毎日を過ごしているようですよ。

休日も満喫
美礼さんは友達に紹介してもらって日本人の女性とシェア―して暮らしています。休みの日には、普段はできない家事や洗濯をしたり、近所に買い物に行ったりしています。まだＮＹへ来て６ヶ月なので観光することも多いです。そのほか､学校のアクティビティでパーティやピクニックに参加することもあるそうです。

ＮＹはお気に入りの街
「ＮＹは住みやすく､とても気に入りました！」と美礼さん。「誰が歩いていても、外国人扱いされないんです。いろんな国から人が集まってきている街だから、自分が外国人という気もほとんどしません。白人はあんまりいないですね。ハンターの周りは高級住宅地なので白人が多いけど、全体的にあんまりいないです。スパニッシュが多いと思いますね。 とにかく、思ったより物も安いし、ＮＹライフを楽しんでいます。」

まだまだ勉強を続ける！
最初の予定では１年間の留学だった美礼さんですが、留学期間を１年間延長して､コミュニティーカレッジへの進学を考えているそうです。これからも目標に向かって､がんばってくださいね。