J-STAR'S VOICE

 


坂本 雅美 さん  
プログラム名・・FIT+パーソンズ体験プログラム
行き先・・・・・・・ アメリカ・ニューヨーク
留学期間・・・・・10ヶ月
滞在先・・・・・・・レジデンス



語学学校ってこんな感じ
月曜日から金曜日の朝8時半からお昼の12時半までは、語学学校に通っています。クラスにはフランス、ポーランド、タイ、韓国、アフリカ、コロンビア、スイス、ドミニカなど、本当に色々な国の人がいます。主に文法を勉強しているのですが、教科書通りの授業を半分ぐらいしたら、Free conversation(会話)で、普通に自分の最近のことについて話したり、R&BやJAZZの曲を聴いて書き取ったり、チームに分かれて文法の問題のゲームをしたりします。また、ほぼ毎日宿題が出るのですが、次の日の答え合わせで、一人一人答えなければいけないのできちんとやっていかなければなりません。また、それぞれの国の文化を紹介する文章を考えて、みんなの前で発表するという機会もあり、みんな張り切って絵を描いて説明したりして、おもしろいです。金曜日はアクティビティの日で、晴れていればみんなでセントラルパークに行ったり、メトロポリタンミュージアムに行ったり、チャイナタウンや、ウォール街にも行きました。
語学学校のお友達は入れ代わりが激しいので、(毎日たくさんの人がNYに来て、たくさんの人が帰っていくから)Welcome PartyやFarewell Partyが常にあるのですが、それによって、よりいっそう関係が深まって、新しいお友達はどんどん出来るし、帰ってしまったお友達ともメールをしたりしています。普段はみんなでお昼ご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったり、夜誰かの家に集まってお誕生日パーティーをしたり、日本の居酒屋さんにみんなを連れていったり、先生のお家にみんなで自分の国のお料理を持ち寄っておしかけて、パーティーしたりもしました。初めの頃は英語も十分にわからなく、不安なことも多かったのですが、語学学校で出会った仲間は同じように夢を持って来ている人たちなので、お互いに励ましあって、楽しく勉強できています。
FITで縫製を学ぶ
火曜日と土曜日はFITに通っています。火曜日は2時〜6時までで、おもに縫製を学んでいます。タイトスカートとワンピースを作っているのですが、その間に部分縫い(襟だけ、ボタン付けの部分だけとか)が宿題で出ます。授業の間はほとんど先生の模範で、「じゃあこれを来週までにやって来て」というような感じなので、授業中ノートをきちんととっていないと大変です。授業の後に必ずsign up sheetが回ってくるので、それにサインすると、授業以外の時間に学校に来て、学校のミシンやアイロンを使うことが出来ます。なので、一人で家で宿題するより、友達がいた方がお互いに教え合えるし、場所も広く使えるので、ときどきお友達と「いつ来る?」などと約束して、授業以外の日にも学校に来てやっていました。土曜日は朝9時からお昼ご飯をはさんで、夕方5時までで、ドレーピングを学んでいます。基本のダーツの取り方から、ヨーク、シャーリングなど、毎回たくさんの技法を習って、先生が一人一人見てくれます。積極的に質問すると、デザイン的なテクニックのやり方もどんどん教えてくれます。
こっちのクラスは授業時間が長く、また、学校のボディを使っているため、家での宿題は毎回ではありませんでしたが、やはりいつも時間がなく、友達と残って作業したりしていました。最終段階のところで、自分でデザインしたドレスのドレーピングを発表する機会があったのですが、私がつたない英語で発表すると、先生が近くに来て説明のフォローをしてくれて、発表が終わった後、みんなが「Good job!!」と言って拍手をしてくれて、感動しました!すごくうれしかったです。FITはほぼアメリカ人なので、言葉の面ではとても苦労しましたが、ファッションの学校出身なので、言葉はわからなくても、授業を受けながら「あ、あれのこと言ってるんだな。あ、そう言えばそうだったな。」と、自分の知識の再確認にもなって良かったです。
ジェイスターを通してもたくさんの友達が出来ました。自分より若い子が目をキラキラさせて夢に向かって頑張っている姿を見ると、とてもいい刺激になって、「自分も頑張ろう!」という気になりました。困った時は悩みを相談しあったり、ご飯を食べに行ったり、パーティーに呼んだり呼ばれたり…日本に帰ってしまったお友達ともメールしたりして、今でも励ましてもらっていたりします。ニューヨークに初めて来た日から、「ニューヨークにずっと住みたい!」と思っているので、今は目の前にあることをひとつひとつこなしていって、自分の経験や、知識として蓄積して行って、初めに抱いていた「ニューヨークでデザイナーとして、スキルアップしたい!」という気持ちを少しずつ形にしていけたらいいなと思っています。ニューヨークは本当に「やったもん勝ち!」だと思うので、これからも「行け行けドンドン!」の姿勢を貫いて頑張って行こうと思います!

 

 
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