#17 稲垣 千都世さん

NYにしてよかった!  

「本当に行ってよかった。私自身180度変りました!」と話してくれたのは、夏の3ヶ月ニューヨークに旅立った稲垣さん実は彼女は、カウンセリング当初はロサンゼルスとニューヨークで迷っていました。ロサンゼルスの方が安くいけるからレッスンは多く受けれる、でもニューヨークの方が魅力を感じている。そんな葛藤の中、ニューヨークに行くことに決めた稲垣さんだったのですが、そんな彼女を待っていたのは、たくさんの人との出会いと出来事でした。

トラブルも苦にならず!

「私だまされたんですよ!!」といきなり話し出した稲垣さん。詳しい内容を聞くと、ニューヨークに到着したばかりの時にインターネットでボイスの先生を探していた所、ハーレムのことならオレに任せろというおじさんを見つけたそうです。まだ何にもわからない頃だった為にこの男性を信じてしまい、言われるがまま登録料などを払い、だまされていると気がついた時にはその支払い総額は約$800に! 大変な出来事でしたが、それも勉強になったそうです。

ダンスとボイスづけの毎日

ほとんどの時間を、ダンスとボイスのレッスンに通っていた稲垣さん。
「朝の9時から夜まで、ずっと踊ってましたね。すごく楽しくて、全然しんどくなかったんです。語学学校は1ヶ月くらいで雰囲気体験してからは行かなくなってしまいました。」
ダンスは同じところに通っていましたが、ボイスは3人目の先生でやっとこの人!と思える人に出会えたそうです。
「最初に聴いた彼女の歌はAmazing Grace だったんですが、聴いた瞬間涙がでてきたんですよ。彼女はいつもチトセ!ここ(ハート)で歌うんだよ。言葉や曲は問題じゃないと言ってました」と教えてくれました。
先生が教えてくれたことを心に留めて歌うことで、ハーレムの教会で黒人のオーディエンスを相手に歌い、拍手と歓声をもらったとか。

CD作りと広がり続ける出会いの輪!

稲垣さんのNY留学を語る上で外せないのが、現地で知り合った人達です。
「何かやってから帰国しなよ。英語はできなくても、何もなくても人はよってくるから!」という言葉を信じ、3ヶ月という滞在期間の中で、自分のCDを作成して帰国しようと決意した稲垣さん。
ダンススクールの友達の紹介で大物歌手のプロデュースをしている人にダメもとでお願いしたら、「歌えるじゃないか!とほめてくれレコーディングするぞ!って(笑)もう、涙涙ですよ!それで、帰国する3日前にレコーディングできたんです。」と満面の笑顔で話しをしてくれました。
この幸運な出会いとチャンスをこれからも大切に、広げていって欲しいですね

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